ここまで、国際セミナー開催の準備を進めてきましたが、台湾側と最後の詰めを行うために11月20~22日の日程で主催者側責任者の井上欣三教授が台湾を訪問しました。
準備会合は(開会案内)にしたがって実施され、台湾側カウンターパート全体のリーダーの鄭 森雄先生(台湾海洋大学前学長、教授、博士)、医療者側のリーダーの陳 振文先生(台北医学大学附属病院、副院長、腎臓科主任、博士)のリーダーシップのもと実りある情報交換、意見交換を行うことが出来ました。
意見交換では、種々の質疑応答(多くは日本側のアイデアへの興味と訓練実施に関する話題が多かったが、腎不全だけでなく呼吸系の患者への適用や、搬送だけでなく港での加療施設の仮設など話題は豊富だった)を踏まえて、今後は、今回のセミナーを契機に台湾にふさわしい活動を模索したい。日本側の船舶・医療関係者の協力を期待したい。とのコメントを以て閉会しました。
その夜は台湾海洋大学 李国添学長主催のディナーがあり、水産庁長官、コーストガード、 Yang Ming Shipping(陽明海運)副社長らが同席され、本プロジェクトへの期待が寄せられました。
国際活動 - 2006年度