(井上先生の定年退官(2009.3月末日)後における「新現役」としてのご活躍の様子をお知らせするページです)

2018.5.27~ 韓国仁川で国際VTSカンファレンスがおこなわれました


2018年5月27日、IALAが主催する国際VTSカンファレンスが韓国仁川で韓国海事海洋大学のホストで行われました。
井上欣三神戸大学名誉教授は、これまで自身が行ってきた研究分野のうち「操船学」は自船1隻の安全を確保するための学問、「海上交通工学」は船の交通路を設計することにより航行安全を確保するための学問と位置づけ、今後、船舶航行の安全をさらに向上させるにはこれまでの研究と並行して「情報の活用」が不可欠、との考えからこの分野の世界の研究動向を知る意味で国際VTSカンファレンスに出席されました。
会期中はセッションごとの研究発表と並行して企業による機器展示会が行われ多くの参加者でにぎわいました。会場では旧知の研究仲間と旧交を温められ、また、会期中の一日はホスト大学の教授のアレンジで仁川LNGターミナルを見学、そして、釜山VTSおよび仁川VTSを視察されました。

 

会場の風景

OBルーム