(井上先生の定年退官(2009.3月末日)後における「新現役」としてのご活躍の様子をお知らせするページです)

2009.03.16 最終講義『海事社会と人材流』

井上欣三教授の定年退官にともない、平成21年3月16日15時10分より16時40分まで、神戸大学大学院海事科学研究科において、井上教授の最終講義が行われました。会場は、神戸大学海事科学部総合学術交流棟1階コンファレンスホールで、100人を収容できる会場に立ち見が出るほど聴衆でいっぱいになりました。講義のテーマは 「海事社会と人材流」


井上欣三教授は、研究面でも顕著な功績を残しておられますが、神戸大学を去るに当たり、最終講義として、あえて今日的課題として社会に直結したテーマの「海事社会と人材流」を取り上げ、海事社会と教育の繋がりから問題を整理し、教育界の視点から今後の海事社会の展望について解説されました。

井上欣三教授は、昭和43年神戸商船大学をご卒業以降、日本郵船株式会社勤務を経て、国立富山商船高等専門学校、神戸商船大学(統合後は神戸大学海事科学部)と、40有余年にわたり、船舶運航の現場を経て、実務を知った数少ない教育研究者として海事社会の第一線にて活躍して来られました。その縁のつながりは、教育研究界だけでなく海事社会全体におよび、この最終講義では井上教授の人のネットワークの広がりを証明するかのように、学外海事社会から60余名、学内教員20余名、現役学生20余名、それにOB会メンバーも10余名に参加いただきました。

 

 

 

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