(井上先生の定年退官(2009.3月末日)後における「新現役」としてのご活躍の様子をお知らせするページです)

留学生往来 (2014年8月以降)

2013年は韓国海洋大学校練習船「ハンナラ」号で朴 榮守先生(井上研究室博士課程修了)が博多港に寄港来日以来、留学生の来日が相次ぎましたが、2014年8月以降は次の方々が来日されました。

◆    2014.8.28 中国海洋大学(青島)の宋 寧而先生(井上研究室博士課程修了)が香川大学での研究調査活動の途次、帰国前にご主人の姜さん(神戸大学国際文化学研究科博士課程修了)とともにInoue海事科学研究所を訪問されました。宋さんとご主人はともに中国海洋大学の教員であり、二人は研究分野も近いことから今後は夫婦協力して海運の歴史的発展などをテーマに海事社会分野に研究の方向を定めるとのことでした。

   宋さんと 姜さんと

 

◆    2014.9.4 井上名誉教授の現役最後の学部卒研生(54期)の山口幸希さんが、かねてより希望のドイツ留学の進捗状況を報告のためInoue海事科学研究所を訪問されました。すでに現地でのドイツ語の語学習得を終え、いよいよJade University修士課程に進学が決まりました。

◆    2014.10.21イスタンブール工科大学海事学部のジェミル・ユートレン先生(井上研究室博士課程修了)らが学会出席のため来日。オーストラリアで行われるIAMUに出発する前にInoue海事科学研究所を訪問されました。ITUMFにおける操船シミュレータのアップデート情報、鳥羽商船高専瀬田広明先生(井上研究室博士課程修了)のITUMF留学滞在中の研究成果や今後の共同研究への発展などについて話が弾みました。



ジェミルさんと ヴォルカンさんと

 

そのほか、JICA専門家として現在フィジーに赴任中の東 誠さん(井上研究室博士課程修了)から現地のUSP(University of the South Pacific)の希望により共同研究先を紹介してほしいということでしたので東海大学を紹介しました。

また、上海海事大学の胡 志武先生(井上研究室博士課程修了)から日本航海学会誌NAVIGATIONへの投稿論文についてコメント要請がありました。中国の船員教育事情を日本の読者に情報提供するには格好の内容であり、よくまとまっていましたので時期を失することなく投稿されるようにコメントしました。

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