(井上先生の定年退官(2009.3月末日)後における「新現役」としてのご活躍の様子をお知らせするページです)

井上教授が国際学会で「Best Paper賞」 2007

井上教授が国際学会で「Best Paper賞」

 

2007年6月20~22日にポーランド・グディニア海事大学で開催された第7回TransNav 2007 (The 7th International Symposium on Marine Navigation and Safety at Sea Transportation) において井上欣三教授が発表した論文が『The Best Paper Award』を受賞しました。

この国際シンポジウムは、世界の海事系研究者が集う最新の研究成果発表の場であり、フルペーパー審査を受けて、今回は世界約130編の論文が発表され、分厚い印刷形式のプロシーディングスが刊行されました。

井上教授は、『Innovative Probabilistic Prediction of Accident Occurrence』の表題で、将来における衝突や乗り揚げ事故の発生確率を予測推定できる最新のモデルを紹介した。

この予測推定モデルは不安全操船モデル(USモデル)と呼ばれ、最近では、大阪湾諸港の一開港化にあたり複数港寄りに伴う海上交通の安全性へのインパクトを予測評価するための国土交通省の委員会モデルに採用されています。

刊行されたプロシーディングス