Kobe
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震災から16年目の「ひょうご安全の日」推進事業として、兵庫県、神戸市難病団体連絡協議会が主催する「難病患者の災害支援」シンポジウムに、井上名誉教授がパネリスト講演者として招かれ、災害時における難病患者の海上からの支援のあり方について講演されました。神戸市勤労会館のシンポジウム会場には、神戸市保険福祉局から、そして、患者団体の代表者、患者、医療関係者らおよそ100名の参加がありました。
このシンポジウムは、これまで透析患者の海上搬送支援として定着してきた「災害時医療支援船プロジェクト」が、支援対象を難病患者さんにも拡大する方向で検討を始めたことを受けて企画されたもので、難病患者の海からの支援を推進する第一歩となりました。
井上名誉教授は、船の生活機能を活用して、透析患者さんをはじめ難病患者さんに災害時の緊急避難宿泊施設として「ホテルシップ」を提供し、併せて医療、投薬などの災害時の緊急加療を可能とする「ドクターシップ」への展開について構想を発表されました。
井上名誉教授の話
「講演後に患者さんから『心強い話をきいた』と喜んで頂いたこと、そして、行政からも『これから連携を大切にしてつなぎ役に』との感想をいただいたことは、何にもましてこれからの励み。人の命を救うために普通の船ができること、を発想の原点としてこの提言の具現化に努力したい。」
1) シンポジウムのテーマ |
2)会場いっぱいの参加者 |
3)井上先生の講演 |
4)スライドを使った説明 |
5)パネルディスカッション |
6)パネリスト |
7)質疑 |
災害時医療支援船プロジェクト