神戸港で患者搬送訓練/シンポジウム実施

「災害時医療支援船構想」を地域に根付いた活動として定着させるため、兵庫県の医療関係者および患者の皆さんにこの活動を周知・啓蒙することを目的に、2010年1月17日、阪神淡路大震災から15年目を迎えた日に、兵庫県透析医会が主催して、神戸港における患者搬送訓練ならびにシンポジウムが実施されました。

午前中は、支援船に登録されているキャプテンラインの客船「キャプテンシルバー」により神戸メリケン波止場からハット神戸まで神戸港を航海しながら患者さんを搬送する訓練を行いました。そして、午後は、ハット神戸地区に隣接したシマブンホールにおいて「災害時医療支援船構想」の説明や活動の内容についてシンポジウム形式で意見交換会が実施されました。

訓練にはおよそ100名が、シンポジウムにはおよそ150名が参加し、兵庫県透析医会は、これからもこの活動の継続を通じて兵庫県下の医療関係者ならびに患者さんに災害時に向けた取り組みの重要性を啓蒙していくことにしています。


災害時医療支援船プロジェクト