わくわく調査船プロジェクト 2005 報告会


主催:

わくわく調査船プロジェクト2005実行委員会実行委員長 井上欣三(神戸大学 海事科学部教授)

後援:

国土交通省近畿地方整備局、国土交通省近畿運輸局、
国土交通省近畿運輸監理部、神戸大学海事科学部、
神戸大学発達科学部、大阪市、神戸市、
瀬戸内海海の路ネットワーク推進協議会、神戸港振興協会、
神戸海事広報協会、大阪湾ベイエリア開発推進機構



昨年、(社)日本港湾協会企画賞を受賞した「わくわく調査船プロジェクト2004」に引き続き、平成17年度も国土交通省近畿地方整備局の資金援助を得て「わくわく調査船プロジェクト2005」がスタートしました。既に予定の日程どおりプロジェクトは進行していますが、この度、11月20日14時より、神戸大学海事科学部・総合学術交流棟1階コンファレンスホールにて、中学生がまとめた調査結果を社会に発信する「わくわく調査船プロジェクト2005」報告会が実施されました。今年度のテーマは、「歴史、文化」を切り口に神戸港と高松港を調査するものでした。

【既に進行したプログラム】
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7月23日(土) 事前オリエンテーション(海事科学部)
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8月 3日(水) 海事科学部→神戸港中突堤(神戸港調査)
8月 4日(木) 神戸港→高松港(高松港調査)
8月 5日(金) 高松港→小豆島(瀬戸内海船乗り体験)
8月 6日(土) 小豆島→海事科学部(船内発表会)


当日は、中学生の調査隊員に加え、ご家族、一般の参加者が 多数参加し、100人収容のコンファレンスホールがいっぱいに なる盛況ぶりでした。

プログラムは、「わくわく調査船プロジェクト」企画委員長(神戸大学海事科学部、井上欣三教授)の挨拶に続き、今年の調査航海の模様がVTRで紹介され、隊員によるグループ毎の発表 と質問が行われました

グループ活動のテーマ

グループA(マリンブルーグループ)は、船の修理ドックや石油基地の調査を通じて、産業活動と港と船、海との関わりを調査。

グループB(クリーンワールドグループ)は、ハーバーランドやサンポートなどの観光基地の調査を通じて、観光と港と船、海との関わりを調査。

グループC(海人ルーグループ)は、神戸空港島やJR高松駅、鉄道連絡船などの調査を通じて、交通と港と船海との関わりを調査。

グループD(グルメデラックスグループ)は、洋菓子会社と讃岐うどん工場などの調査を通じて、食と港と船、海との関わりを調査。

グループE(和田金比羅遊歩人グループ)は、和田神社と金刀比羅宮の調査を通じて、信仰と港と船、海との関わりを調査。

質疑応答では、参加した一般の方々から中学生の隊員達に多くの意見や質問が行われ、隊員達は一生懸命に考えて答えていたのが印象的でした。

来年度も継続して「わくわく調査船プロジェクト」が実施されることを確認して、今回の報告会は散会しました。

「船は学びの場」