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阪神淡路大震災から20年 

避難所船構想実現のステージへ 

―シンポジウム開催― 

第3回BRM研修(ベーシックコース) - 2004.2~2004.4

- BRM(ベーシックコース)研修 -

BRM(Bridge Resource Management)に関する研修が、第1回平成16年2月19日 第2回平成16年3月16日 第3回平成16年4月5日に本研究室の主催により、 深江キャンパス学術交流棟6階ゼミ室1、及び操船シミュレータ室において開催され、 新日本海フェリー株式会社より参加された6名の操船実務者に対して、座学及びシミュレータを用いた定着研修を行い、研修に参加された操船実務者から 高い評価を得ることができました。

BRMは、ヒューマンエラーに基づく事故の発生を未然に防ぐ目的で、操船実務者のチームメンバーとしての意識及び行動のあり方を身につけようとするもので、今後海難事故の予防のための海運界から注目されている研修の1つです。今後、当研究室が桑野客員教授(元JAL機長、現日本ヒューマンファクター研究所室長)と共に、独自に開発してきたこのBRM研修が、 海事科学部の活動として定着するよう、本研究室では更に研修内容の充実を図っていきます。


座学研修① <ゼミ室1> 座学研修② <ゼミ室1>
シミュレータ研修① <シミュレータ室> シミュレータ研修② <シミュレータ室>
ブリーフィング <海技実習センター2階>


◆ 研修スケジュール ◆

時 間 内 容
9:00 新日本海フェリー様ご挨拶
井上教授挨拶
スタッフ紹介
9:10 研修内容の説明
9:30 研修の位置付けについての説明
9:50 研修効果についてのアンケート
10:20 BRMに関する講義(座学)
12:00 昼食
12:50 操船シミュレータ室へ移動
13:00 《シミュレータ研修》
機器取り扱い説明
ケース1*Nバースからの出港(外力:なし)
ケース2*Oバースからの出港(外力:風向 East,風速5m/s・タグ2隻)
ケース3*Nバースからの出港(外力:風向South,風速5m/s・タグなし)
ケース4*Oバースからの出港(外力:風向 West,風速3m/s・潮流北東0.2kt・タグ2隻)
(事象:ジャイロエラー,視界制限,防波堤との接近
風潮流による圧流,見合い関係の発生)
ケース4に対するブリーフィング・デブリーフィング
ケース5*T水道の通流(外力:風向 West,風速5m/s・潮流北東2.5kt・タグなし)
(事象:風・潮流による圧流,見合い関係の発生,操漁業船の急な発進)
ケース5に対するブリーフィング・デブリーフィング
16:20 ゼミ室1に移動
16:30 研修効果についてのアンケート
16:50 講評
17:00 研修終了

国内活動 - 2004年度