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阪神淡路大震災から20年 

避難所船構想実現のステージへ 

―シンポジウム開催― 

BRM研修(ベーシックコース)を実施 - 2006.12.22


滋賀県立びわ湖フローティングスクールは、滋賀県教育委員会が運営し、滋賀県下の小学5年生全員が1泊2日の日程で「うみのこ」船上研修を行うユニークな教育の取り組みです。

井上教授は、びわ湖フローティングスクールの運営委員を永年務めてきましたが、「事故ゼロ」を維持し続けるためには、この教育プログラムに関わる職員、乗組員にBRM(Bridge Resource Management)の思想を認識させることが必要と考え、関係者と話し合い、今回の研修開催に至りました。


びわ湖フローティングスクールが運営する「うみのこ」船上研修を安全に行うことを目的に、ヒューマンエラーに基づく事故の発生を未然に防ぐためのBRM(Bridge Resource Management)研修を実施する。研修においては、講義(座学)及び操船シミュレータを用いた見学研修を行い、フローティングスクール指導者の立場と「うみのこ」運航者の立場から、自己の行動に対する意識の向上、気づきを体得することを、本研修の目標とする。

1.日時
平成18年12月22日(金) 13時から16時30分まで

2.場所
神戸大学海事科学部
総合学術交流棟5階 会議室
操船シミュレータ室

3.参加者
【研修対象者】
滋賀県立びわ湖フローティングスクールから職員 10名
琵琶湖汽船(株)から運航管理関係者及び「うみのこ」クルー 8名

4.《スタッフ》
井上 欣三 (教授)     : 講義、講評
広野 康平 (助教授) : 企画、講義
世良  亘 (助教授)  : 総括、進行
岩永 たまき(技術職員) : シナリオ作成、操船シミュレータの操作
高橋 浩子 (補佐員) : 研修評価、操船シミュレータの操作

5.研修方法
講義を主とする「意識改革」促進プログラムを提供する。

6.タイムスケジュール

時 間 内 容

備 考

12:50 参加者来学
総合学術交流棟5階会議室
備 考
13:00 研修開始  びわ湖フローティングスクール挨拶  琵琶湖汽船(株)挨拶  井上教授挨拶  スタッフ紹介
13:10 研修内容の説明
13:15 BRMに関する講義1(座学)
14:15 BRMに関する講義2(座学)
15:15 小休止 講義後、操船シミュレータ室に移動
15:30 操船シミュレータ室
シミュレータ見学研修実施
16:00 会議室に移動 検討会実施 講義、シミュレータ研修を踏まえた研修参加者の討論会
16:20 修了証書授与
16:30 研修終了


研修開始 BRMに関する講義1
BRMに関する講義2 操船シミュレータ見学研修
操船シミュレータ見学研修 操船シミュレータ:コントロール室の見学
会議室へ:研修後の討論会

国内活動 - 2006年度